Eventイベント

【Xport共催事業】2024年度第2回 技術シーズ商談会 ~産総研と三菱ケミカルが誇る先進的技術・素材・材料シーズが集結!~

技術シーズ商談会は、大阪商工会議所が実施する、企業・大学等と中堅・中小企業の連携を促進する事業「MoTTo OSAKA オープンイノベーションフォーラム」(通称:もっと大阪)の一環で、東大阪商工会議所、八尾商工会議所とともに取り組むビジネスマッチング事業です。
今回は、国立研究開発法人 産業技術総合研究所(産総研)と大手企業の三菱ケミカル株式会社が登壇します。

産総研は、日本最大級の公的研究機関として、幅広い産業技術の研究開発を行っています。今回は、バイオメディカルからナノ材料、熱利用、電池技術に至るまで、幅広い分野から実用化が期待される技術シーズを中心にご紹介します。

三菱ケミカル株式会社は、独自の分子設計・合成・配合技術などを駆使して開発された高機能材料を中心に、近赤外光制御材料やアンモニア検知シート、圧電フィルムセンサなど、革新的な技術シーズをご紹介します。また、機能性樹脂「モディック™シリーズ」や高機能ポリオレフィン「リンクロン™シリーズ」など、実績のある技術シーズの新たな用途展開についてもご説明します。

最新の研究技術、成果を持つ機関・企業のシーズ情報等を一度に得ることができる貴重な機会です。自社製品との技術連携による新規事業の創出や自社の生産性向上等をお考えの方などは、ぜひ、情報収集・協業をご検討いただく場として、ご参加ください。

会員・非会員対象
開催日 2025年1月27日(月)
開催時間 14:00~17:00
開催場所 <会場>産総研・関経連うめきたサイト(大阪市北区大深町6-38 グラングリーン大阪北館4F)
https://umekita.com/jambase/access/
<オンライン>YouTube Live配信
※アーカイブ配信の予定はございません。あらかじめご了承ください。
プログラム

①事業概要説明:大阪商工会議所 事務局より

②技術シーズ説明(質疑応答含む)
    (1)(国研)産業技術総合研究所 ご担当者様
    (2)三菱ケミカル株式会社 ご担当者様

③登壇企業含めたネットワーキング(会場参加者のみ)

発表予定シーズ一覧

 国立研究開発法人 産業技術総合研究所

(01)<バイオメディカル>出芽酵母の育種技術
⇒遺伝子組換え生物に該当しない出芽酵母を創製する育種技術。ゲノム編集、セルフクローニング等を活用。外来核酸を使用しない技術も保有。
(02)<バイオメディカル>魚類マイクロバイオームを活用した養殖技術改善
⇒主に魚類の体表・腸内常在細菌の遺伝子情報や培養株を活用した魚病抑制、健康促進技術。フン中に含まれる感染バイオマーカーの探索は陸上養殖で利用可能。
(03)<バイオメディカル>生体/環境生分解ポリマーの開発と生分解性評価
⇒生分解性分子設計技術を駆使し、光を利用した生分解スイッチ技術、迅速な生分解性評価法の開発などを行っており、評価手法はISO化にも取り組んでいる。
(04)<バイオメディカル>遺伝子変異の簡易検出用マイクロアレイ
⇒ゲノム編集で注目を集めるCRISPRシステムを固相表面に集積化することで、一塩基の違いを認識してDNAを直接捕捉し検出。薬剤耐性菌の診断などへの応用を想定。
(05)<ナノ材料>割れにくいガラス
⇒ガラス中に微粒子を分散させることで薄くて割れにくいガラスを実現。モバイルデバイスの薄型軽量化、チッピングが抑制された機械加工のしやすいガラスなどに応用。
(06)<ナノ材料>ガラス物性コンソーシアムの活動
⇒ガラス成型加工時に必要な粘弾性、表面張力などを測定する評価装置の紹介とそれを活用するガラス物性コンソーシアムの紹介。
(07)<熱利用>次世代熱マネジメント
⇒サーキュラーサーマルエコノミーによる熱の脱炭素化。我が国のエネルギー自給向上に資するため、資源の循環経済化に準じて、熱マネジメントの高付加価値化を想定した循環利用方策を提案。
(08)<電池>電池技術総合サービス
⇒電池材料の評価・分析や、新電池技術創作工房での試作により、電池関連技術の開発を加速。

三菱ケミカル株式会社

(11)近赤外光を操る機能性色素
⇒可視光を近赤外光へ、近赤外光を可視光へと調光する機能性色素。セキュリティー、センサー、医療機材、医療診断薬、食品管理、ヘルスケア等の用途を想定。
(12)アンモニア検知シート
⇒皮膚から発生するアンモニアを検知できるシート。疲労臭の検知や足の健康を簡単に知るツールとして利用を想定。
(13)液晶調光材料
⇒電場や光等の外部エネルギーのOn/Offで遮光/透明状態を制御可能な液晶調光材料。建築窓や自動車用窓等への応用を想定。
(14)圧電フィルムセンサ
⇒大面積およびフレキシブル形状が可能である高感度な圧電フィルムを用いたセンサ。ヘルスケア、ロボット、自動車等の用途への適用を想定。


<モディック™シリーズ> 異種材料との接着性や相溶性を向上させる機能性樹脂シリーズから、包装材料、工業材料、環境対応まで幅広い用途に対応する以下のシーズを紹介します。 ※同シリーズの機能等の詳細はこちら
(15)多層包材用接着性樹脂
⇒EVOHやナイロンとポリオレフィンの接着を可能にする多層包材用樹脂。
(16)紙・金属用接着性樹脂
⇒紙や金属などの極性材料へのコーティングや接着が可能な特殊樹脂。
(17)フィラー用相溶化剤
⇒ガラス繊維、木粉、無機フィラーなどと、各種樹脂との相溶化が可能な環境配慮型添加剤(バイオマス化可能)。
(18)リサイクル用相溶化剤
⇒異種樹脂のリサイクル時に外観不良を防ぎ、材料の有効活用を可能にする添加剤。


<リンクロン™シリーズ> 独自の配合設計技術により開発された高機能ポリオレフィンシリーズから、高耐熱性と接着性を持つ以下のシーズを紹介します。 ※同シリーズの機能等の詳細はこちら
(19)高耐熱・高耐久性ポリオレフィン
⇒汎用ポリオレフィンと比較して高温形状保持性・耐クリープ性等が大幅に向上するポリオレフィン。
(20)ガラス・無機材料接着性ポリオレフィン
⇒ガラスや無機材料と強く接着する特殊な官能基を持つポリオレフィン。

対象 会員・非会員
参加費 無料
定員 <会場参加> 40名まで(1社2名まで) ※定員を超えた場合は、オンラインでの参加をご案内させていただきます。
<オンライン参加>制限なし
主催 大阪商工会議所、東大阪商工会議所、八尾商工会議所
申込締切 2025年1月21日(火)まで
申し込みURL https://www.osaka.cci.or.jp/event/seminar/202411/D22241119013.html
問い合わせ 大阪商工会議所 産業部 産業・技術振興担当
TEL:06-6944-6300 E-mail:motto@osaka.cci.or.jp
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