世界で脱炭素に向けた動きが加速する中、国は「2050年カーボンニュートラルに伴うグリーン成長戦略」において、「成長が期待される14分野」を示し、全ての分野でイノベーションを実現し革新的技術を「社会実装」すること、また「量産投資」によるコスト低減を目指すとしています。この戦略の推進により、政府は2050年の経済効果を約290兆円、雇用効果は約1,800万人と見込んでいます。
そこで当日は、この14分野を中心として企業や大阪府下の市町村が技術ニーズ等を発表します。また、後日、中堅・中小企業から、技術ニーズ発表企業への技術提案を受け付けるマッチング会を開催いたします。ニーズを解決できるソリューションをお持ちの方、オープンイノベーションによるカーボンニュートラルの実現・SDGsの達成を目指して、奮ってご参加ください!
開催日 | 2022年9月14日(水) |
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開催時間 | 14:00~16:00 |
開催場所 | 大阪商工会議所 7階 国際会議ホール |
プログラム | ◆開会・事業紹介 |
対象 | 会員・非会員 |
参加費 | 無料 |
定員 | |
主催 | 大阪商工会議所 |
探索事業領域 | <日東電工株式会社> 1.エネルギーマネジメント ・工場内で使用可能な、工事最小化で行える計装技術全般 ・VOCガスと水蒸気の混合ガスからVOC濃度を計測 2.電化促進 ・150~160℃の熱風製造装置(Δt=10℃、風量3000~10000m3/h、回収排熱100~120℃) ・燃焼式以外のコンパクトな溶剤処理装置(5000~50000m3/h) ・蒸気発生1t/h以上の高効率電気ボイラ 3.エネルギー回収 ・工場内の廃温水60~80℃を利用して、蒸気再生、発電 4.再生可能エネルギー ・振動、流速、回生などの微小エネルギーにより発電を行う技術 ・遠隔接続(携帯電話回線など)により、太陽光/蓄電池の制御が行える装置 5.脱化石燃料 ・水素発生効率(単体70%以上(1Nm3/kwh(交流))) 6.畜エネ ・蓄電用小型フライホイール、小水力発電、など 7.カーボンオフセット ・CO2を低エネルギーかつ効率的に吸収し、再生可能な原材料(無機・有機)への転換技術 ・脱臭炉など低濃度で高不純物を含む高温排ガスからCO2回収可能な技術 ・ブルーカーボンの拡大推進活動企業 8.資源循環(システム設計) ・リサイクルプロセスのトータル設計に長けた企業 ・エステル交換反応プロセス/装置設計に長けている企業 ・アルコール/アルカリ洗浄液の取扱いに長けている企業 9.資源循環(装置技術) ・含酸素高分子(PETなど)を多く含む混載プラの油化/ガス化を保有しておられる企業 ・多積層フィルムの表面を研磨してモノマテリアル化(特に粘着剤)、表面研磨技術/その装置設計に長けておられる企業 ・フィルム端材を粉砕して嵩密度をUP(輸送効率UP)に長けておられる企業 ・フィルム粉砕物(3~10mm程度)を素材種で選別に長けておられる企業 ・有機溶媒中のゲル物に高いせん断力を与え続け反応させる装置をお持ちの企業 ・アルコール/溶媒の小型蒸留装置(電化) ・ホットメルト粘着剤の押出しに長けておられる企業 ・アルコールで濡れている粒子の固液分離にたけておられる企業 ・水に含まれる非水溶性アルコール(溶媒)を回収/分離ができる企業 ・コンセプト確認用小型実験装置の設計/装置製造に長けておられる企業 10.資源循環(生産受託) ・各種射出/押出成型を行っておられ、Nitto社内で使える商材を提案できる企業 ・数100kgレベルで、粉砕→混合→押出→ペレタイズを受託で行って頂ける企業 ・ポリマーのけん化/エステル化反応を受託で行って頂ける企業/さらにスケールアップ案を提案頂ける企業 11.その他 ・核融合全般を検討している企業 ・脱炭素の長期ロードマップ、施策管理、予実算などを一括で管理できるシステム <フクシマガリレイ株式会社> 1.食品保存に関する技術・アイデア ・特殊凍結・冷却・その他技術、もしくは冷凍冷蔵技術を要さない新しい技術・アイデア 2.凍結用 ブライン溶液 ・運用が安全かつ、凍結スピードの速い「ブライン溶液」 3.リサイクル素材、再生可能素材 ・業務用冷凍冷蔵庫、ショーケースに使用する素材をリサイクル、 再生可能素材へ置き換え、環境性能の高い製品開発を行う 4.塗装に関する技術・アイデア ・環境負荷低減が出来る塗装方法やまったく新しい発想の塗装技術 5.ショーケース用 庫内ファン高効率モーター、高効率熱交換器、断熱材料 ・省エネを図る上で重要な要素となり、より高効率な材料を使う事で環境性能の高い製品開発を行う。 6.断熱ガラス ・新しい発想の断熱方法も含め、より断熱性の高いガラスを使用する事で省エネ性向上を図る。 |
グリーンテックマッチング会の流れ | 1.説明会に参加【9月14日】 2.エントリー書類の受付【9月15日~10月21日】 3.選考結果の通知【11月中旬】 4.技術ニーズ発表企業との個別面談の開催【11月下旬】 |
申し込みURL | https://www.osaka.cci.or.jp/event/seminar/202207/D22220914011.html |
問い合わせ | 大阪商工会議所 産業部 TEL:06-6944-6300 |